一度お会いできたお客さまは上手に「育て」る!

“このお客さまは断られたからもうダメだ。以後連絡を控えよう”

などと言って、あなたがすぐにお客さまに見切りを付けてしまっているのなら、それはとても「もったいない」ことです。その時は断ったとは言え、あなたの会社にお問合せをしてきたということは、あなたの会社に惹かれる傾向が強い、これから先の見込み客であるということに変わりはないのです。

これは「契約するまでしつこく食い下がる行為」を行うべきということではありません。大きく時間をあけて「改めて」連絡をするというものです。ここまで、本資料にある営業を実践していただいたあなたなら、半年、1年後であっても、お客さまがあなたを完全に忘れてしまうことはなかなかありません。その後の状況確認などを行うことで、ポロッとチャンスが転がり込むことがあるのです。

こんなお客さまも、あなたの判断で見切りをつけ、今後のチャンスを全て捨ててしまうにはもったいなさすぎます。彼らもまた「あなたの会社に惹かれる傾向が強い」からこそ、ここまでのお取引やお付き合い、話し合いへと発展したのです。
実際、業種や業界により反応率に若干の開きはありますが、こういった「見込み客」「過去客」からの契約率は新規客の「倍」とも言われています。にもかかわらず、あなたは「二度と連絡をしないでほしい」と言われた訳でもないお客さまから引き下がるのでしょうか。

上記にあてはまるお客さまでも、将来のお客さまとして定期的に情報などを与えて、ゆくゆくあなたの会社とお取引きをしてもらえるよう、タイミングを見ては連絡することで、育てていく必要があります。