お客さまはお問合せをしたあと、あなたからの連絡を心待ちにしています。それなのにも関わらず、2営業日以内になんの連絡がないままですと、お客さまはあなたの会社への評価を下げることがあるのです。お問合せが発生したときから、担当者の対応能力として重視される「レスポンス速度」に大きな不安をもたれてしまうことが原因です。
“こっちも忙しいわけだし、あまりにも理不尽だ!”
そう感じる方がいらっしゃっても無理はないのですが、ここではお客さまの立場に立って考えていただきたいと思います。「対応の早い人」と「対応の遅い人」どちらとの付き合いが、自社にとってメリットがあるかを。当然、どういった内容であれリアクションを即座に取れる方を、ビジネスにおいて重宝することはいうまでもありません。
また、あなたにとって鮮度が高くうまみある案件ほど、お客さまは「とにかく急いで対応してほしい」状態であることが多く、お客さまがあなたからの提案と見積もりを、強く渇望している状態で対応が遅れると、期待値が高かったぶん落胆も激しくなります。
重要なのはお客さまが「お問合せを行う必要があって」あなたに連絡をしている点であり、問合せ発生後は1営業日以内にご挨拶のメール連絡だけでも、きちんといれておく必要があります。