会社では担当者と決裁者が別であることは少なくありませんが、対面営業できた方が「担当者」だった場合にはどのように対応するべきかを考えましょう。
契約には「具体的な」説明が必要
担当者はあなたからの話を聞いたあと決裁者にその話を通すことになります。しかし担当者がいくら気に入っても、決裁者に「具体的な」説明できなければ決して契約にはつながらないでしょう。決裁者にしてみれば、大切な予算を割くのですから、至極当然のことです。
では、あなたはその場にいないのに、どうやって「具体的に」説明してもらえばいいのでしょうか?
資料で契約の判断を促す
この問題は「対面営業」時、あなたが担当者に資料を渡すことが解決の糸口になります。決裁者に説明するためのポイントをまとめた資料があれば、担当者も説明の際に無駄な手間が省けて助かりますし、前述した「忘れられてしまう」ことも予防できます。
あなたがアピールしたいポイントをまとめた資料を用意して、「担当者」と協力しながら契約の決断を促すような構図が、最も望ましい形です。
ちなみに、運良く社長クラスの決裁権と決断権をもつ方と会えたとしても、やはり現場で契約を決めるタイプが多いとは限りませんので「どうしよう?」と考えこんでしまうことがあります。ここでもやはり、決裁権ある方があなたを忘れてしまうことを避けるため、資料を残していけるように用意しておきましょう。